何色でもなくなった、何色にでもなれるあなたへ

推しの卒業から二週間以上が経ちました。

発表されてからは一ヶ月以上も経つんですね、早いですね。

発表されてからは複雑な気持ちでいっぱいでした。

まず悲しい、悲しかったですよ。それはもう泣きましたよ。

ハマってからずっと推しとしていて、行ける限りの現場には居ないとわかっていても足を運んで、紫の服着て、メイクも紫強めにして、紫のキンブレを振って、誰よりもデカい声で名前を叫んで、いつの日にかカラフルな衣装を纏ってステージで輝く彼の姿を夢見て(本当に何回か夢に出てきた)待ち続けていた身としては一度もパフォーマンスする姿を見ることができないまま終わってしまうのはとても悲しかった。

逆に(?)これでもう居なくて当たり前のような扱いを受けていたこと(タピシールとかタピシールとかタピシール)や名前の有る無いで一喜一憂しなくて済むんだと思ったら少し気持ちがラクになったりもしました。

いつかこのまま辞めてしまうのではないかという気持ちはずっとずっと心の片隅にあって、でもその時は「もう足は完全に治らなくてパフォーマンスをすることは不可能なので引退します」だとばかり思っていたので、発表時コメントの「新しい道でお会いできる」という言葉にとても希望を見い出せたんですよね。言い方悪いけどこのまま飼い殺しにされるよりは余程良いなと感じました。

勿論辞めてよかったなんてことは思っていません多分現場に行って4人のパフォーマンスを見るまで吹っ切ることはできないと思います。

復帰初現場に備えて15本くらい買ってあった紫のサイリウムどうしてくれるんだよ！とか、ツアーTシャツ紫に染めちゃったからもう現場に着て行けないじゃん！とかなんとかありますがこの辺は(笑)を付けておいてください。見たいって言ってたから作った痛バもどうしましょうね！(笑)

4月30日。

今日で終わりなんだなあとしんみりしていたところに現れた推しのインスタを見ると「まずYouTubeから始めます、連休中に開設するよ」「バンドもやりたい、メンバーいないけど」とのこと。姿を見ることができるのは相当先のことだと思っていたのでめちゃめちゃ嬉しかったですね、バンドをやるものだと思っていたので「メンバー集まってないんかい！」ってちょっと笑っちゃった。

5月1日。

インスタライブが予告されていましたが仕事中だったためスマホは録画だけ回してロッカーに閉じ込めておきました。

帰宅後に見ると彼の隣には知らない謎の男性が居て、この2人でやっていくとのこと。

今は2人ともニートだ金が無い等の発言が多く見られ、私は「大丈夫か？！とりあえず働いてくれ！」という実生活への不安でいっぱいになってしまいました。

また、私はこの大YouTube時代の中で未だに職業としてのYouTuberに対して偏見が拭えないというか最初からYouTuberとしての収入でごはんを食べていこうとするような考えに対しては否定的なのでまずは働きに出て真っ当な収入を得つつYouTuber活動をしてくれ…という気持ちで、このままではちょっと私のオタ活における熱量や比重も考え直さなければいけないかなというくらいでした。

実際上がった動画のタイトルを見てちょっともやったりはしましたが、元気そうで楽しそうに話す姿を見ることができるのは嬉しくて、ああやっぱ好きだわ…というチョロい奴になってしまいました。

いつかイベントできてお会いできたらいいなあ、バンドも見たいですね。歌声聴きたいよ。

私は最年長でツッコミ役という立ち位置もあっての「"グループのメンバー"である彼」が好きだったんだと思うのでこれから「彼のいないグループ」と「グループのメンバーではなくなった彼」を今までと同じくらいの熱量で応援していけるかというと多分その熱は多少なりとも下がってしまうとは思いますがどちらも好きは好きなのでこれからも微力ながら応援させていただこうと思います。

気持ちが二転三転しすぎていてめちゃくちゃですが多分これからもそうなんだと思います。推しのやることなすこと全部を全部肯定してる人なんてなかなか居ないのでは。

最後に、これについては未だに考えると腹立ち過ぎて泣きそうなくらいですが手短に。

卒業後すぐに新たな活動を始めたことについてこれまで彼がグループにリーダーとして在籍していたことや復帰しようと努力していた時期を否定するような発言をされていた方々、色々考えて飲み込んで応援して行こうと決めたこちらの気持ちを軽視するような発言をされていた方々、またそれらについていいねを付けていた(同意しているとみなしています)方々のことは多分一生許せないと思います。会ったことある人も無い人も全部ブロックしたからもう関ることは無いけどね。